5文型とは?

5文型とは? ➡ 動詞(述語動詞だけでなくto不定詞、doingを含む)の右側に続く品詞の組み合わせを5つに分類し、それに和訳パターンを対応させたもの。これ定義。チョット難しいでしょ。でもこれ大事。ホントに大事。

 

英文の中でいちばん数が多い品詞は名詞ですが、それらの中で、左に前置詞(in,for,to…他)がついていない名詞が訳せないです。前置詞がついていない名詞を訳すとき、名詞の右どなりに続くのは、原則、「が/は」「を」「に」「と」の5つ(「が/は」は、どちらも主語につくものなのでここからは4つと数えます)。意外と少ないですよね。


この4つから選ぼうという意識はないままに、頭の中で、「〜がー、をー、にー。」がグルグルって感じではないですか?“... his precious experience in NASA …”という部分を「アメリカ航空宇宙局での彼の貴重なけいけんー、んー、が?を?」ってやってません?

 

この4つのうち「を」「に」「と」の3つを決めるのが動詞の「5文型」なんです。動詞が何文型なのかを意識せずに読んでいる人は、フィーリングで和訳することが多くなります。一つの英文が長くなり、頭が混乱してくる原因のほとんどは、名詞の右どなりに添える「を」「に」「と」を決められないことなんです。

 

うまくつなげられない名詞が出てきたらすることは一つ。その名詞より左方向にある動詞(述語動詞だけでなくto不定詞、doingを含む)を探すこと。その動詞が何文型かによって名詞をむすびつけるときの「を」「に」「と」が決まっています。特に第3文型、第4文型、第5文型の動詞の訳を、右に続く名詞につく「を」「に」「と」を意識しながら覚え直してみましょう。英文が全然違って見えてきますよ。


さあ、今日から5文型を駆使してこれまで意地悪してきた名詞をやっつけてやりましょう。今日も 無限塾では、「この動詞、何文型?」と、塾生に問いかけてます。 

 

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